「本物のモノ作りは、一切の妥協を排した『馬鹿正直』から始まる。」
私は28年間、株式会社岩千精工にて金型設計製作の基礎を叩き込まれました。現場での失敗から多くを学び、製品の用途、必要な精度、最適なクリアランスといった数値を、理屈ではなく「肌」で感じ取れるまで研鑽を積んできました。
本当に良い製品は、設計・加工・組立の全工程に当事者意識を持って向き合わなければ生まれません。一部の手抜きは、必ずどこかに歪みを生じさせます。だからこそ、私は一切の妥協をいたしません。
もちろん、作り手も人間です。ミスや間違いは起こり得ます。しかし、その時に己の未熟さを正直に受け入れ、お客様へ誠実に報告・相談できるか。この当たり前の姿勢こそが「本物のモノ作りの心得」であると信じています。
言葉は少し粗いかもしれませんが、「馬鹿正直上等」。良いモノ作りに徹底的にこだわり、仮説を立てトライし結果分析から答え合わせをする。モノ作りはこの繰り返し。これが私のスタイルであり、奥千工舎の誇りです。
このノウハウを次世代に繋ぎ、日本のモノ作りを継承していく。それが、独立した私の使命です。
